参考様式第1-24号
優良要件適合申告書(実習実施者)
「優良な実習実施者」とは?
- 「優良な実習実施者」とは
- 2号から3号へ移行する場合には、実習生本人と実習実施者である企業、監理団体がそれぞれの条件をクリアする必要があり、
その中で実習実施者が満たすべき条件が「優良な実習実施者」の認定となっています。
「優良な実習実施者」の認定を受けるためには、外国人技能実習機構へ「優良要件適合申告書」を提出する必要があります。 - 優良認定による主なメリット
- 技能実習期間を延長できる
- 技能実習期間の延長が可能となります。
3号へ移行する場合は、実習実施者の優良認定と技能実習生本人が技能検定3級等の実技試験に合格する必要があり、
在留資格の移行が可能となった場合には、技能実習期間を最長で5年に延長することができるようになります。 - 受入れ人数枠の拡大
- 実習実施者と監理団体が優良であると認められた場合には、
実習生を受け入れるための基本人数枠の上限が緩和され技能実習生を積極的に受け入れることが可能となります。
- 「優良な実習実施者」に認定されるには
- 「優良な実習実施者」の認定を受けるには、
外国人技能実習機構へ「優良要件適合申告書」を提出し「優良な実習実施者の基準」をクリアしなければなりません。
6 割以上の点数を獲得すると「優良な実習実施者」の基準に適合することとなります。
作成方法
1.「各種申請」をクリックします。

2.「申請区分」、「対象職種」、「作成モード」をそれぞれ選択します。

マスター登録している実習生から作成する場合は「マスターを使って作成」
マスター登録していない実習生を作成する場合は「新規」を選択してください。
作成モードの詳細につきましては「認定申請一覧画面の操作方法」をご参照ください。
3.表示された帳票一覧から「優良要件適合申告書(実習実施者)」を選択。

4.「優良要件適合申告書(実習実施者)」の帳票編集画面が開きます。
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左側は「項目名」右側は「入力画面」となっております。
帳票のフォーマット通りに各項目の入力が可能です。
帳票の作成方法につきましては
「基本的な帳票の作り方」をご参照ください。
作成について
- 各項目の点数は入力した内容によって自動で計算されますが、直接ご入力いただくことも可能です。
※数値入力部は、すべて半角でご入力ください。
(全角での数値入力は数字として判定されず正しく計算がされない可能性があります) - 編集画面では登録されている実習生の情報を基に人数が自動計算される項目が多くあります。
- 自動計算の項目において想定していた人数と異なるという場合はツールチップをご確認ください。
実習生数の算出について
編集画面内の入力について
- 【注意事項】
- 点数欄に※印が付された項目については、申告の有無にかかわらず、内容欄を記載すること。
- 点数欄は、申告の有無にかかわらず記載し、
申告しない項目には点数表を参照して「0点」、「-5点」 等と記載すること。 - 「1技能等の修得等に係る実績」の項目については、
「Ⅱ」の欄の計算式の分母の算入対象となる技能実習生がいない場合は、過去3技能実習事業年度には2号未修了であった者の申請日時点の3級程度の技能検定等の実技試験の合格実績に応じた加点を「Ⅱ※」の点数欄に記載すること。 - 「5相談・支援体制」の項目の「Ⅳ」に関する資料として、
ポータルサイトに登録した実習実施者の登録画面を印刷して添付すること。
1 技能等の修得等に係る実績(最大70点)
①.png)
(配点:最大20点)
過去3年度の基礎級程度の技能検定等の学科試験及び実技試験の合格率から点数が反映されます。
(旧制度の基礎2級程度の合格率を含む。)
- 《計算方法》
- 分母:新制度・旧制度の1号修了者数 - やむを得ない不受検者数
- 分子:新制度・旧制度の基礎級程度の合格者数
(95%以上:20点、80%以上95%未満 :10点、75%以上80%未満 :0点、75%未満:-20点)
- 現行制度時:「新制度対応」選択欄にて「有」を選択
旧制度時 :「新制度対応」選択欄にて「旧制度」を選択 - 「ステータス」が「組合移籍 / 企業移籍 / 保護中 / 仮登録」以外
- 「在籍状況」が「実習中 / 一時帰国 / 帰国 / 失踪 / 中途帰国 / 特定活動中」のいずれか
- 「1号実習期間」の終了が対象期間内 もしくは 途中帰国・失踪日が対象期間内
<試験管理画面>
- 試験を受検していない(「状況」を「目標」で登録)
- 「実習生区分」を「第1号」で登録
<帳票編集画面>
- 【別紙3】実習生確認 →「1号-不受検者」にて、実習生の名前にチェックを入れている
<実習生マスター>
- 現行制度時:「新制度対応」選択欄にて「有」を選択
旧制度時 :「新制度対応」選択欄にて「旧制度」を選択 - 「1号実習期間」の終了が対象期間内 もしくは 途中帰国・失踪日が対象期間内
- 「在籍状況」が下記のいずれか 「実習中 / 一時帰国 / 帰国 / 失踪 / 中途帰国 / 特定活動中」
- 「ステータス」が「組合移籍 / 企業移籍 / 保護中 / 仮登録」以外
<試験管理登録画面>
- 「状況」を「合格」で登録
- 「実習生区分」を「第1号」で登録
<帳票編集画面>
- 【別紙2】実習生確認 →「基礎級-合格者」にて、実習生の名前にチェックを入れている
(配点:最大40点)
過去3年度の2・3級程度の技能検定等の実技試験の合格率から点数が反映されます。
- 《計算方法》
- 分母:新制度の2・3号修了者数 - やむを得ない不受検者数 + 旧制度の2号受検者数
- 分子:(2級合格者数 + 3級合格者数 × 1.5)×1.2
(80%以上:40点、70%以上80%未満 :30点、60%以上70%未満 :20点、50%以上60%未満:0点、50%未満:-40点)
- 現行制度時:「新制度対応」選択欄にて「有」を選択
旧制度時 :「新制度対応」選択欄にて「旧制度」を選択 - 「ステータス」が「組合移籍 / 企業移籍 / 保護中 / 仮登録」以外
- 「在籍状況」が「実習中 / 一時帰国 / 帰国 / 失踪 / 中途帰国 / 特定活動中」のいずれか
- 「2号実習期間」または「3号実習期間」の終了が対象期間内 もしくは 途中帰国・失踪日が対象期間内
<試験管理画面>
- 試験を受検していない(「状況」を「目標」で登録)
- 「実習生区分」を「第2号」または「第3号」で登録
<帳票編集画面>
- 【別紙3】実習生確認 →「2号-不受検者」または「3号-不受検者」にて、実習生の名前にチェックを入れている
<実習生マスター>
- 現行制度時:「新制度対応」選択欄にて「有」を選択
旧制度時 :「新制度対応」選択欄にて「旧制度」を選択 - 「2号実習期間」または「3号実習期間」の終了が対象期間内 もしくは 途中帰国・失踪日が対象期間内
- 「在籍状況」が下記のいずれか「実習中 / 一時帰国 / 帰国 / 失踪 / 中途帰国 / 特定活動中」
- 「ステータス」が「組合移籍 / 企業移籍 / 保護中 / 仮登録」以外
<試験管理登録画面>
- 「状況」を「合格」、「一部合格(学科)」、「一部合格(実技)」で登録
- 「実習生区分」を「第2号」または「第3号」で登録
<帳票編集画面>
- 【別紙2】実習生確認 →「3級-合格者」または「2級-合格者」にて、実習生の名前にチェックを入れている
(配点:最大20点)
1-Ⅱにおいて、分母の算入対象となる技能実習生がいない場合は、過去3年度には2号未修了であった者の
申請日時点の3級程度の技能検定等の実技試験の合格実績に応じて加点となります。
(合格者3人以上:20点、合格者2人:10点、合格者1人:5点、合格者0人:0点)
<実習生マスター>
- 「ステータス」が「組合移籍 / 企業移籍 / 保護中 / 仮登録」以外
- 「在籍状況」が下記のいずれか 「実習中 / 一時帰国 / 帰国 / 失踪 / 中途帰国 / 特定活動中」
- 「新制度対応」選択欄にて「有」を選択
<試験管理登録画面>
- 「合格・不合格日」が対象期間内
- 「試験状況」を「合格」、「一部合格(実技)」のいずれかで登録
- 「実習生区分」を「第2号」で登録
<帳票編集画面>
- 【別紙2】実習生確認 →「3級-合格者(実技)」にて、実習生の名前にチェックを入れている
(配点:最大5点)
直近過去3年間の2・3級程度の技能検定等の学科試験の合格実績から点数が反映されます。
(合格者2人以上:5点、合格者1人:3点)
<実習生マスター>
- 「ステータス」が「組合移籍 / 企業移籍 / 保護中 / 仮登録」以外
- 「在籍状況」が下記のいずれか 「実習中 / 一時帰国 / 帰国 / 失踪 / 中途帰国 / 特定活動中」
- 「新制度対応」選択欄にて「有」を選択
<試験管理登録画面>
- 「合格・不合格日」が対象期間内
- 「試験状況」を「合格」、「一部合格(学科)」のいずれかで登録
- 「実習生区分」を「第2号」または「第3号」で登録
<帳票編集画面>
- 【別紙2】実習生確認 →「3級-合格者(学科)」または「2級-合格者(学科)」にて、実習生の名前にチェックを入れている
1ーⅣ
(配点:5点)
(技能検定等の実施への協力)「有」を選択すると5点反映されます。
2 技能実習を行わせる体制(最大10点)
②.png)
2ーⅠ
(配点:5点)
直近過去3年以内の技能実習指導員の「技能実習指導員講習」受講歴の結果から点数が反映されます。
「有」を選択し、
在籍している技能実習指導員全員が講習受講しているとき、点数欄に5点と反映されます。
<在籍者>
- 在籍中の技能実習指導員の人数
<講習受講者>
2ーⅡ
(配点:5点)
直近過去3年以内の生活指導員の「生活指導員講習」受講歴の結果から点数が反映されます。
「有」を選択し、在籍している生活指導員全員が講習受講しているとき、点数欄に5点と反映されます。
<在籍者>
- 在籍中の生活指導員の人数
<講習受講者>
- 生活指導員の講習受講習受講年月日が対象期間内
3 技能実習生の待遇(最大10点)
③.png)
(配点:最大5点)
(115%以上:5点、105%以上115%未満:3点)
(配点:最大5点)
(5%以上:5点、3%以上5%未満:3点)
4 法令違反・問題の発生状況(最大5点)
④.png)
4ーⅠ
(配点:0点)
の結果から点数が反映されます。
(無:0点、有(改善未実施):-50点、有(改善実施):-30点)
4ーⅡ
(配点:5点)
の結果から点数が反映されます。
(0%:5点、10%未満または1人以下:0点、20%未満または2人以下:-5点、20%以上または3人以上:-10点)
4ーⅢ
(配点:0点)
(無:0点、有:-50点)
5 相談・支援体制(最大45点(新配点)又は 最大15点(旧配点))
⑤.png)
5ーⅠ
(配点:5点)
母国語相談・支援の実施方法・手順を定めたマニュアル等を策定し、関係職員に周知していること
の結果から点数が反映されます。
(無:0点、有:5点)
5ーⅡ
(配点:5点)
受け入れた技能実習生について、全ての母国語で相談できる相談員を確保していること(旧制度を含む。)
の結果から点数が反映されます。
(無:0点、有:5点)
5ーⅢ
(配点(旧配点):5点)
(配点(新配点):最大25点)
直近過去3年以内に、技能実習の継続が困難となった技能実習生に引き続き技能実習を行う機会を与えるために当該技能実習生の受入れを行ったこと(旧制度下における受入れを含む。)
の結果から点数が反映されます。
- 【旧配点の場合】
- (無:0点、有:5点)
- 【新配点の場合】
- (基本人数枠以上の受入れ:25点、基本人数枠未満の受入れ:15点)
(配点(新配点のみ):10点)
技能実習の継続が困難となった技能実習生(他の監理団体傘下の実習実施者で技能実習を行っていた者に限る。)
に引き続き技能実習を行う機会を与えるため、
実習先変更支援サイトに監理団体を通じて受入れ可能人数の登録を行っていること
の結果から点数が反映されます。
- 【新配点】
- 無:0点、有:10点)
- ※新配点のみに設けられた加点項目です。
6 地域社会との共生(最大10点)
⑥.png)
6ーⅠ
(配点:4点)
受け入れた技能実習生に対し、日本語の学習の支援を行っていることの結果から点数が反映されます。
(無:0点、有:4点)
6ーⅡ
(配点:3点)
地域社会との交流を行う機会をアレンジしていることの結果から点数が反映されます。
(無:0点、有:3点)
6ーⅢ
(配点:3点)
日本の文化を学ぶ機会をアレンジしていることの結果から点数が反映されます。
(無:0点、有:3点)
別紙(技能実習生名簿(合格・不合格・やむを得ない不受検))
別紙に反映させる実習生の選択については、画面右下にある
「【別紙1】実習生確認」と「【別紙2】実習生確認」と「【別紙3】実習生確認」より選択していただけます。

- 【別紙1】実習生確認:受検技能実習生(不合格者)の選択
- 【別紙2】実習生確認:受検技能実習生(合格者)の選択
- 【別紙3】実習生確認:やむを得ない不受験者の選択
登録手順
- 実習生マスターにて試験登録を行います。
- 優良要件の編集画面にて【別紙1】または【別紙2】または【別紙3】をクリックします。
- 別紙に記載する実習生の左側にチェックを入れます。
- 「選択」をクリックします。
マスターに登録のある実習生かつ反映条件を満たしている実習生が表示されます。
他の監理団体で受け入れている実習生等を反映させたい場合は下記よりご対応ください。
- 一時的に実習生情報や試験の登録を行い、帳票作成後に在籍状況を外す
- 帳票出力後のPDFにて直接入力する
試験管理の登録方法につきましては
「試験管理」をご参照ください。